ギャライドのブログ

ストーリーと日常系でやっていきます。

KIRBYTHESTORY34「魔神皇帝と命の光」

「さて簡単には行かせてもらえるとは思ってなかったが…………ここまでいるとはな……………」

城に入ると目の前にはソロが大勢いた。
「さぁ〜てとこんなザコはとっとと倒してアローンのところに行こうぜ」
「待て」
拳を構えていたディスティニーをブレイドが止める。
「なんだ?」
「お前達はあの塔でコイツらと戦ったかもしれねーが、あそこの奴らよりもパワーアップしている」
「は?だがパワーアップしていたってオレたちにかなうわけねえだろ?」
「お前達はアローンと戦うんだろ?それなら無駄な力を使わないでアローンとこに早く行け」
「お前は何が言いたい?」
「ここはオレが食い止めるから早くアローンとこに行けっていってんだ」
「…………ふっお前にはなぜかオレの昔の友の面影がある…………、お前も絶対後で追いかけてこいよ…………」
「わかってるさ」
「お前ら!そこのドアから次の部屋に早くいくぞ!」
そうディスティニーが言うとみんなドアに向かって走りだす。キラとガイラを残して。
「どうした?お前らも早く行け」
「…………後は頼んだのじゃ………」そう言うとガイラは走りだす。
「すまないな…………また、お前に任せてしまって…………」
「構わないさ、ギャラと一緒にいたのはあんたに頼まれたからじゃねぇ………オレが一緒にいたかったからいただけだ。それに早くディスたちのとこへ行ってやれよワイバーン
「そうか…………そうだな…………フューチャーたちのとこへいくか。じゃあ頼んだぞブレイド」そういうとキラも走っていく。
「さて、待ってくれるなんて優しいじゃねぇか、アローンの命令か?」
「………」
しかしソロは答えない。
「まあ、しょうがねぇか…………ただ命の光を使っているだけだしな………我の名は魔神皇帝!魔界鬼神と戻り、お前たちを破壊する!」
ブレイドの額にマークが浮かび上がる。そして肩には防具、左手には灰色の布、黒のマントを装備する。瞳は赤くなっている。


その頃
とある少年は走っていた。
「はぁ………はぁ………急がないと………」