ギャライドのブログ

ストーリーと日常系でやっていきます。

KIRBYTHESTORY55「最強の種族と光の中の紅炎」

「あれは!?私たちを狙ってないか?」
「そうだな………理性を失い、目の前に居るものは全て敵だと思っているだろう」
「そういうことはワシらがカービィを倒すしか方法がないのじゃな」
「ああ、だが私は先程ワイバーンを使ったのでな………私たちが全員で行ってもかなうかわからない」
「でもいくしかないのじゃ、ワシらも生きないといけないからのぉ」
「そうだな、いこう………ってあれ?カービィは?」
カービィがいない、話しをしていた間に消えていた。
「まさか、外に!?」
そう言ったメタナイトの背後に炎と共にカービィが現れる。
「なに!?」
「やらせるか!_」
「させないのじゃ!」
キラとガイラがカービィを双方から攻撃する、が
「グゥゥゥゥ………」
両手でとめられ、尻尾で全員吹き飛ばされてしまう。
ドゴォ!
「がはぁ!………動けるか?」
「馬鹿を言うな………神の力を使っているアローンだってあれだぞ(苦笑)」
「全くじゃ、じゃがまたすぐまたいくのじゃ」

「ああ………!?なぁ、あれヤバくないか?」
カービィが手に力を溜めている。
「さすがにまだ、動けない」
そしてビームが発射される。
ドォオオオオオオ!
「さっきのより、でかいのじゃ!」
そのとき、三人とビームの間に一人の騎士が舞い降り持っているバックラーでビームを受け止める。
「…………!?ギャラクティック!止めろ!その盾では!」
「少し………黙っていろ………」
バックラーはどんどん溶けていく。
「それに貴様らを倒すのは我だと言ったたずだ」
バックラーが消えかけるそのとき
「そこのナイト!一秒でいい、下がって!」
「ぬ?」
ギャラクティックナイトは反射的に後ろに下がる。
その瞬間ビームが消える。光に包まれて。
「ぐぅぅ?」
「な!?何で!何でお前が!」
アローンが怒鳴るように叫ぶ。
「なぜって…………ボクを必要としてくれる人たちがいるからね」
その少年はカービィを向く。
カービィ…………今度はボクが助けるから………」
カービィに向かい静かにそれでも力強く言う。
「ボクの名前は………」
自分が帰って来たことを親友に伝えるために………
その名は
「ティックゼロギャラナイ」