ギャライドのブログ

ストーリーと日常系でやっていきます。

KIRBYTHESTORY50「神の力と魔界の鬼神」

「…………変わった?………いや、戻ったかな?」
「私はワイバーン………初代神々の一人だ。この姿は私がワイバーンである証だ!もう………なることは無いと思ってたのだがな………」
そう言いながらバリキュリアをメヴィアスに向ける。
「最後にもう一度聞く、剣を置いて道を開けてくれないか?」
「強くなっても、何を言われても絶対に行かせないから!」
「そうか、残念だ」
キラが地面にバリキュリアを刺す。
ドゴゴォォ!
地面が針のような状態となり、メヴィアスを襲う。
「そんなの!」
メヴィアスは地面を蹴り、壁へと着地する。
「そんな攻撃で強くなったなんて、逆に弱くなっているじゃないか!」
そのとき、
ゴゴゴゴゴ
「な………に?」
キラは片方しか無い目でメヴィアスを見る。
「お前がよけることなんてとっくに分かっている。だからわざわざ壁に誘導して拘束したんだ」
メヴィアスは壁のレンガによって身動きできない状態にある。
「まあ、土と言うより大地の力かな?まあいい……………雷電
「なんだい?」
眼帯から声が聞こえる。
彼の名はボルト(呼び名は雷電)雷の精霊である。
精霊は多く存在して契約者に力を与える存在である。
「………紅雷から黒雷までをやる」
「分かった、でも久々だし、蒼雷まででいいのに………」
「いいから、腕は落ちてないよ」
「よし、やろう!」




<ギャラクシー側>
「がはぁ…………」
ギャラクシーが地面に倒れている。
「ふっ、タブーが居ない不完全なゴッドギャラクシーでこのオレ様に勝てると思っているのか?」
アローンがギャラクシーの上で剣を構える。…………が、その剣を後ろに投げる。
ガキン!
「うっはぁwあっぶねぇ〜急に投げるなんてよぉw」
「…………きたか」
「ディスティニー!あんたが来いって言ったのに自分が負けそうになってんじゃねぇ!」
そこには魔界の鬼神が立っていた。