ギャライドのブログ

ストーリーと日常系でやっていきます。

KIRBYTHESTORY49「孤独神、神銀河」

階段を駆け上がる音が聞こえる。
「ふん、来たか…………」
アローンは椅子から立ち上がる。
ドゴォ!
「アロォォォン!」
ギャラクシーが扉を破壊して入ってくる。
「ふん、入るなら普通に入れば良いものを………」
アローンがギャラクシーを睨む。
「んなぁことはどうでもいい、お前はここで死ぬんだ、城なんかどうでもいいだろ?」
「テメェらは、昔から変わんねぇな…………」
「それに比べてお前は変わったな………」
「…………テメェら神々への恨みによってな………忘れたとは言わさねぇぞ」
アローンが手に闇の力を溜める。
「忘れたとは言わせない………だと?それはこっちのセリフだ!忘れたとは言わさないぞ!神であるのに資料室を資料ごと燃やし!タブーを殺すなんてよぉ!」
ギャラクシーの手にホーリーランス(光の槍)が握られる。
「…………知らねえな」
そのセリフを聞いた瞬間ギャラクシーがアローンへと跳ぶ。
「絶対に許さないぞアロォォォン!」
仲間の仇をとる為に。

<キラ側>
「…………ついて………来るなと言わなかったか?」
キラが前を向いたまま尋ねる。
そこには、ボロボロのメヴィアスが立っていた。
「行かせない…………行かせないよ!」
それに対してキラは手に雷の力を溜める。
「ついてくるなと言ったはずだ…………雷と土で殺されたいのか?もう、手加減はしない全力でこい!」
そのときキラの額にはマーク、目には光が浮かび上がっていた。