KIRBYTHESTORY48「最後の守護者」
階段を駆け上がる。
「次の扉だ!」
ギャラクシーはそういい扉を蹴り砕く。
ドゴォ!
「ギャラクシー………普通に入れよ………」
そのギャラクシーを見てキラはぼやくのであった。
部屋の中央に誰かがいることが分かる。
「出来ればこちらでも普通に入って欲しいんですけど………」
中央に立っている人もぼやくのであった。
「お前の相手は私だ、ギャラクシーはここを通してもらおうか」
キラはバリキュリアを構えて相手を睨む。
「分かった、そっちだけは通す」
「それじゃあワイバーン様先に行ってきます」
「ああ、お前たちも気を付けろよ」
ギャラクシーが階段を登って行った。
「さて、始めようか………お前、名は?」
「俺はメヴィアス、お前は?」
メヴィアスは片手で両手剣並みの大きさの剣を持っていること
「私は…………キラ………ティックゼロキラレイだ!」
キラはバリキュリアを脇構えにして目をつぶり、居合いの構えに入る。
「ならキラ、いくぞ!」
メヴィアスは剣を持ったままキラに向かって跳ぶ。
「死ね!キラ!」
両手剣を振りかぶり、ぶった斬る。
次の瞬間キラはメヴィアスの後ろにいた。
「な!?」
「相手の強さを考えろ、お前では私には勝てん」
ザシュシュシュ!
「がふぅ………」
ドサッ
メヴィアスがその場に倒れる。
「とりあえずは殺してはいない、もう追いかけて来るんじゃないぞ」
キラはバリキュリアをしまい、階段へと歩いて行った。