KIRBYTHESTORY45「闇の力と四色の戦士」
「闇が……………取り巻く………?」
「ボクはデーダ本当のテータであり、本当の悪魔だよ」
デーダはカービィたちの方に手を向ける。
「久々のこっちだし、暴れよーっと」
デーダの手に暗黒色の何かが集まっていく。
「…………死んじゃえぇぇ!」
それが放たれる。
ドォォォォ!
「!?何?この力!さっきまでと全然違う」
「とりあえずよけろ!動きは遅いんだ!」
三人はそれをよける。……………が、
「!?何?引き込まれていく!?」
「くぅ…………回転?いや、風か!」
その瞬間それは何かに圧縮され破裂する。
「な!?」
ドォォォォォォ!
「……………やりすぎた………かな?まあいいや、まだ生きてると思うし、離れておこ〜っと」
「ぐふぅ………なんなの?あれ……」
「わからない、だが闇の力と風の力を上手く使っている」
「あの急な圧縮はなんだと思う?」
「我が思うだけだが、あれは微量の闇をで潰している」
三人が立つとデーダは待っていたというように腕を空に上げ叫ぶ。
「ナイフフィーバー!」
すると、無数のナイフが落ちて来る。
「ナイフ!?死ぬって!」
三人を目掛けて無数に落ちていく。
「こんなの全部防げないよー」
そういいながらも来るナイフを落としていく。
ガキン!ガキン!
そのとき、前に気をとられていたカービィの後ろにナイフが迫っていた。
「?」
カービィが後ろを振り返る。
「!?」({間に合わない!})
ガキィィィィン
何かに叩き落とされる。
「え?」
それはカービィがよく知る人物だった。
「まったく………ピンクカービィ………また戦い?」
一人は黄色、しかし赤いハチマキをしている。
「ディメンションミラーから出たときにピンクカービィだけいなかったからビックリしたよ」
そして緑色、赤い帽子をかぶっている。
「そーそーピンクカービィがいなかっからまた鏡の世界へ行ってたけどまさか普通にこっちにいるとはね」
もう一人は赤色、カービィと同じ緑色の帽子をかぶり、ソードを持っている。
「君たちは…………イエロー、グリーン、レッド!」
「再び一人になるために来たんだピンク」
「うん、触れれば入るかな?w」
四人で意識を集中する、すると光を放ちピンクだけとなる。
「…………コピー能力………トルネード!」
頭に小さな竜巻ができる。
「二人共!どいて!ナイフをすべて吹き飛ばす!」
二人はカービィの進路上から逃げる。
「くらぁぁぁえ!」
カービィが回転を始めると竜巻が発生する。
ガ、ガ、ガ、ガ、ガ、ガ、ガ、ガ、ガ、
竜巻によって無数のナイフが天井へと刺さっていく。