KIRBYTHESTORY44「計画と本当の悪魔」

「だぁぁぁ！」
カービィがソードの峰でテータを殴る。
ドゴ！
「え？……………」
「終わ…………ったのか？」
「ぬぅ…………早すぎないか？」
三人の目の前にはテータが倒れている。

<ガイラ側>
「ハァ………ハァ………お主…………なかなかやるのぉ……」
「ハァ…………ハァ…………そりゃあどうも、おっちゃんも…………つえぇ………」
そこには傷だらけのガイラとティラミスが立っていた。
「……………お主……なぜアローンに手を貸すのじゃ？」
「俺は…………なんでだろうな…………ただあの方と一緒にいたいだけだ」
ティラミスは血が流れている手に力を込める。
「だから…………あの方の計画を手伝っているんだ」
「計画とはなんじゃ？」
ガイラも義手を後ろに引く。
「……………第二世代神々の抹殺だ」
「ぬぁ！？ギャラクシーたち！？それなら…………急ぎお主を倒し、ギャラクシーたちのところに行かせてもらうのじゃ！」

<再びテータ側>
「いったぁぁぁい！」
テータが頭を抑えて起き上がる。
「ゆるさないよ…………君たち…………」
「！？」
カービィたちはテータの体が黒くなっていくのをみていた。そう、本当の自分を出したテータを………。