ギャライドのブログ

ストーリーと日常系でやっていきます。

KIRBYTHESTORY40「砕ける王と守護者の誓い」

「おい…………リヴェンドいつまで寝てやがる早く奴らを倒すぞ」
「いつっつう…………ああ分かっている」
リヴェンドは頭を抑えながらヨロヨロと立つ。
「しつこいな…………」
「次は絶対に倒さなきゃね」
「いくぞ!」
ブレイドとミトスは地面を蹴り、ブレイドはリヴェンドミトスはカラミティへ跳ぶ。
「くぅらぁえぇ!」
ミトスは横から剣を振る。
しかしカラミティに腕を掴まれる。
「な!?」
「くぅぅぅ…………」
バコ!
壁を突き破る。城をでてようやく止まる。
バキバキバキバキバキ
掴まれてる腕ごしにカラミティの体が破壊されているのがわかる。
「砕けろぉぉぉ!」
ドゴォォォ!
「あぁがぁ」
地面に叩きつけられる。
「くそぉ」
バタッ
「なんでだ………なんでそこまでアローンに」
ミトスの目の前にはカラミティが倒れている。さっきので体が破壊されたのだろう。
「はは………ははぁ」
ミトスはそこに座りこんでしまう。
<ブレイド側>
「くらえ!ウインドナッコォォォ!」
ドゴォォォ!
リヴェンドはそれを避ける。地面だけが破壊される。
そしてブレイドに斬りかかる。
ドゴ
しかしブレイドはそれを風を纏った拳で吹き飛ばす。
「ふんお前は体術だけで剣術は出来ないようだな」
「なんでだ?」
「現にお前は剣を使っていない!剣を使っている奴を相手にして拳で戦っているじゃないか」
「……………」
ブレイドは答えない。
「お前たちがこなけりゃあいつだってあんなにボロボロにならなかったのに!お前らのせいで!」
「カラミティは何かあったのか?」
「あいつは俺たちをかばって大怪我を負ったアローン様に医療術を使ったんだ」
「!?今はそれを使えば体は破壊されて…………」
「知っている…………だからカラミティはこんなに弱いんだ、あいつは今元々の力の十分の一しか力が出せない、だがリミッターを外すことで元々の力を使ったんだ…………体がもっと破壊されるのに…………」
「……………」
「だから俺はあいつを守らないといけないそんな誓いをしたんだ!、守るべき者もいない奴に戦う資格はなんだ!」
リヴェンドはブレイドに剣を向ける。
「んなことどうだっていいじゃねぇか」
ブレイドの両手に剣が現れる。両方同じ剣で名を「リヴァイオン」という。(ティラナイト戦で使っていた剣)
「守りたい者が居ねぇと戦ったら行けねぇのか?そうかもしれないだがオレは戦うオレの目的の為に」
「剣だ………と………」
ザシュシュ!
「!?」
バタ
ブレイドの剣がリヴェンドを斬る。
「すまないな………友を守りたい気持ちは分からねぇわけじゃねぇでもお前たち側じゃ駄目なんだ」