ギャライドのブログ

ストーリーと日常系でやっていきます。

KIRBYTHESTORY39「怒涛の王」

「本気でいかしてもらう!」
「ん?カラミティもう使うのかい?」
「ああ、じゃねぇと勇者二人には勝てない………」
「そうだな、いくぞ…………」
リヴェンドは剣を手に取る。そして
カラミティとリヴェンドは二人同時に目を閉じ、息を吐く。
「俺たちは…………」
カラミティが息を吐きながら呟く。
「ここで…………」
次はリヴェンドが呟く。
そして大きく目を同時に開ける。
「ぜってーお前たちを止める!」
そう言った瞬間カラミティはブレイドへ、リヴェンドはミトスのところに移動する。
「!?」
ミトスは急な攻撃に対処できず、攻撃をくらってしまう。
ザシュシュ
「ガぁ………ぐぅ…………」
すぐに回し蹴りをくりだす。
「ちぃ………」
ガ!
しかしミトスは蹴りを手で受け止める。ブレイド側で大きな音が聞こえたがとりあえず無視した。
「うおぉぉぉぉぉ!」
そしてつかんだまま体を大回転させる
「ふっ飛べぇぇぇぇ!」
ミトスは手を放しリヴェンドを飛ばす。
<ブレイド側>
「ちぃ…………」
ブレイドはすぐに移動し、カラミティの攻撃を避ける。
ミトスが斬られたが、今はカラミティに集中する。
ドゴォォォォ!
({こんなに変わるのか………くそ………ん?ミトス?………そういうことか!」
思考時間は0.5秒、ブレイドはすぐに動きだした。
「二人でいれば………か………間違いではねぇな!」
ブレイドはカラミティをつかみ一周回りミトス側に投げる。
「!?」
投げられたことに気づいたカラミティは体制を立て直そうとしたが
ドゴォ!
「があぁ」 「ぐあぁ」
ドサッ
ミトスの投げたリヴェンドとブレイドの投げたカラミティが衝突し、衝撃で遠くに飛ばされてしまう。
「ふぅ………さあ教えてよ。」
ミトスは右肩から左腰までを斬られている。
「ああ」
ブレイドはそれに軽く言葉を返す。
しかし、そこでカラミティが起き上がる。
「まだだ………まだだ………まだ終わってねぇぞぉぉぉぉ!」
戦士はおたけびをあげる。砕けそうな体の残された力を使い尽くすために。