ギャライドのブログ

ストーリーと日常系でやっていきます。

KIRBYTHESTORY38「王族」

「お前の祖父か曾祖父ってレディアス•K•ラファエルか?」
ブレイドは半笑いで聞く。
「え!?なんで曾じーさんの名前を?」
「やっぱりなwあいつと顔と話し方が一緒だしなw」
「………?ブレイドその家ってまさか………」
「ああ、二十年前になくなったが、王家の名前だ」
「なんで曾じーさんの名前知ってんだよ!」
「お前の家でこういう言い伝えがなかったか?[我々は国との争いを放棄する。守らなければ魔界の鬼神が刃(やいば)を持ち我々の国を滅ぼさん。]ってなw」
「そ、それは曾じーさんがしてた戦争を止めた勇者との誓いの為に残したっていう言葉じゃねーか!なんで知ってんだよ!俺の一族しか知らねーはずなのに!」
「んー、いいにくいんだがよぉwオレがその勇者なんだが(苦笑)」
「はぁ!?そんな馬鹿なことあるかよ!二百年くらい前だぞ!」
「んなこといわれてもよぉ」
「まあいい、アローン様に逆らうのなら倒すだけだ」
「やめとけさっきので実力は分かった傷だらけなんだからやめとけって」
「んなことわかんねーぞ………俺一人じゃなければな」
「………………ふんやるじゃねぇか、さすが王族だな、オレやミトスにすら分からないように仲間を呼ぶなんてよぉ」
二人の後ろには右目を隠し、左目に傷がある青年が剣を構えて立っていた。
「カラミティ!無事か!」
「おう!リヴェンド!おせぇぞ!」