KIRBYTHESTORY19

「さて、多分今頃カラミティが奴らと戦って負けた頃だろうw」
「アローン……………お前は何故そこらへんのザコ兵士に近い下級兵士………カラミティに塔の一階を任したんだ？」
「ん？そんなことかwアイツはな、捨て駒だ」
「な！？仲間だろ！？」
「仲間？笑わせてくれる。オレの部下は全員、駒に過ぎない。時間が稼げればいい。だから二、三階はソロを十体づつ置いてる」
「ソロって言えばあのいっぱい居たあの顔無しの兵士たちか？」
「ああ、あと少しで最終強化が終わる」
「そうか……………」
「オレは早くレプリカに戦って欲しいからなwあの塔はガードが薄めなんだ」
「レプリカ？あいつにそんな期待するような力は無さそうだけど？」
「いいじゃねぇか、オレ見たいからだ。勝つか負けるかを」
「ふーん……………ボクは外に出て来る」
「そうか」そういってアローンはモニターの方にまた振り返る。
({ちぃ……………あいつらにはまだ生きてもらわないと……………………あいつを助けられない………………………メリル……})ミトスはそう心の中で呟いていた。