ギャライドのブログ

ストーリーと日常系でやっていきます。

KIRBYTHESTORY2「英雄再誕編」7

「え!?お父さんたちを知ってるの!?」
たしかにそうだ。そうじゃなければこんなメンバーは集まらない。
「うん、君たちの親はね。君たちの親はそれぞれ特別だった。だから、君たちを呼んだんだ。あの人たちの力を受け継いでる君たちをね」
そうなのか・・・みんなも特別な。
「本当に凄かったよ。みんなは・・・たったひとりで一つの国を守っていたファンディル・ヴァシム。幾多もの戦地に行き、人々の命を救ったセラフィム・エルフェウス。友との約束を守るために動けない体となったガルディオス・ウィッチ。その誠実さがゆえ世界で犯罪者となったブレイカー・アランベルク。そして・・・神々とともにアローンと戦ったギャライド・・・ボクはみんなを知っている」
それを聞いていたアラドとアヴァルスが声を出す。
「親父は騙されただけだ!親父は悪くない!」
「父さんがどこにいるのか知ってるのか!?」
ローライルは二人を静止させ、はなしを続ける。
「知りたいならこれから始めることをクリアしたらね」
「始めること?」
ボクは聞き返してしまう。
「うん。君たちにはこれから三日間、二人一組でボクを相手に鍛錬してもらうよ」
そっか、戦いだもんね。
「そうだなー。組はアラドとセルシウス
「はい」
「分かった」
二人がそれぞれ返事する。
「で、アヴァルスとエンジェル」
「うい」
「!?わ、わかりました」
「あとは・・・フォルテとロイド、レイドとサジ」
「うん(えーフォルテー?)」
「ああ(こいつかよ・・・)」
二人はなんか睨み合ってる(汗)
「サジタリウス、よろしくね」
「・・・よろしくお願いします」
「さて、と!」
ボン
ローライルの横に四つの扉が現れる。
「さあ、それぞれ入って」
分けられた僕らはそれぞれの扉に入っていった。