ギャライドのブログ

ストーリーと日常系でやっていきます。

KIRBYTHESTORY57「孤独神と無限神」

「さてと」
ギャラがカービィを床に寝かせながら言う。
「次は君だ、アローン!」
ギャラがアローンを睨みつける。
「はっwドラグーンを倒してくれたことは礼を言う。だが」
アローンが剣をギャラに向ける。
「お前にこのオレ様が倒せるかな!?」
アローンがギャラへと走る。
「ううん、勝てないよ………」
ギャラは動かない。
「一人ならね」
ドゴッ!
その瞬間アローンの体は垂直に吹き飛ばされる。
「な!?」
アローンは体制を整えながら自分を吹き飛ばした人影を睨む。
「さっき言っただろ?そう慌てんなって」
ブレイドがアローンを見ている。
「お前は、さっき腹を刺して殺したはず」
「ああ、それか………しりたかったんだ………ミトスの言葉の意味を、しかも殴って倒れた後薬草を使ってたからかな?」
ブレイドが笑いながらアローンを睨む。
「ちぃ………またもオレ様の邪魔をするのか!お前らは!」
アローンは剣を少年たちに向ける。
「そうかもな」
「そうだろうね」
二人はお互いを見ながら言う。
「久々じゃねぇかギャラ」
「?少し前にあったでしょ?塔で」
「ふん、完全に記憶の戻ったお前にだよw」
「………気付いてたんだ」
「だってあいつのことを覚えているだろ?それにお前はさっき言っただろ?勝てないよ、一人ならねって………前に同じ言葉を言ったしなwそれならオレがしようとしていることは分かるな?」
「うん、分かってるよブレイド………不完全なボクを埋めてくれるボクの半分」
「なら、始めるか」
アローンへと向く。そして二人はお互いの手を握る。そして
「「コネクト…リンク!!」」
二人は紅の光に飲みこまれる。
「まさか!やらせるか!」
アローンは二人を包む紅の光に跳ぶ。が、吹き飛ばされる。
「がぁ!ちぃ………」
紅の光が消え、中から一人の少年が現れる。
「!?な!?あいつは!なぜブレイドたちが!」
ギャラクシーが驚き、
「無理だったか………」
アローンが舌打ちをする。
「ボクの名は………ティットゼロギャライド」
ギャライドは傷ついた仲間達を見ながら言う。
「そして」
ドォォォォ!
ギャライドの周りに紅色の炎、水、雷、風が回り始め、ギャライドの瞳が紅色に光り、額にマークが現れる。
「ボクは第二世代神々の一人、インフィニティだ」
少年は聖なる炎をきらめかせる。